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ユーリとビョルク tooloにて
今日は二度目のブログ記事!
私にとってはとても珍しいことでもあるので、明日ぐらい雨が降るかも?なんて思ったりして。

今日は神戸へ。
久しぶりの神戸、やっぱり大阪と違う空気が流れているなあ〜と行く度に感じます。
普段なかなか足を運ばないので、ここぞとばかりいろんなお店をまわってきました。
rolloで久しぶりにボタンや、check&stripeでウールの生地を、そしてトリトンカフェでは欲しかったポストカードなどちまちまっとお買い物。
雑貨屋が沢山ある神戸は、本当に楽しく街歩きができる。
今日は二時間ばかり楽しんで来たのでした。

本当の目的は、tooloさんで行われる「ユーリとビョルク」のお話会&ワークショップに参加することでした。森をそして白樺を愛すユーリさんの想いが沢山詰まったお話会。
実はこの会のお話してくださっていたユーリさんは、以前私がショップをしていた時のお客様であったことをお別れの際に判明し、世の中そんなに広くないんだなあ〜なんてしみじみ感慨深いものがありました。
今日、webショップでは沢山の白樺が売られていますが、どれほどの人が白樺を心から愛している人がいるんだろう?と考えると、ほんの一握りではないかと思いますね。
その一握りの中というのは、とても狭い世界である為にこういった巡り合わせが必ずどこかにあるんだろうなぁといつも感じていたりします。
白樺に限らず、ニットでもそうかも知れませんね。
でもこの出会いをとても大切にしたいと私は思うんですよね。

で。
ユーリさんの森と白樺のお話。
私にとっては、新鮮な話であれば復習の意味でのお話でもありました。
白樺を知るには森に入る・・・というユーリさんのお話は、なんだかニットにも通じる気がしてなりません。
編み物を知るには、編まれたものを見る・・・という行動はとても大切ではないかと思うのです。
セーター一つとっても糸が違えば違う表情をみせてくれるし、沢山の糸と作品を見ることで自ずと自分の編みたい物や、このデザインにはこういった糸が合うのではないかとか、そういうことを考える時間は編む前に必要な作業ではないかと感じるのです。
いくら技法が素晴らしくて難しいニットを編めたとしても、大勢の人がイマイチぴんっとこないニットは存在価値が無いに等しいと思います。
大きな範囲で物事を見て感じて、細部にこだわる・・・という行動は掘り下げる意味で大切なんですね。

つらつらと書きましたが、肝心のワークショップで作ったオーナメントを。
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3cmぐらいの小さなオーナメントで、このままペンダントにしてもよし、ブローチにしてもよし!
もちろんクリスマスオーナメントとしても使える☆
私は、ブローチにしようかなあ・・・と密かに思ってるのですが、どうなるかしら(笑)
編み方を忘れてしまいそうなので、家にある白樺の樹皮で復習しないといけない(笑)

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オーナメントと言えば、こちらもよく見かけるタイプ。
細い帯状の樹皮で作られている繊細なオーナメントを、一つお買い上げしました。

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ユーリさんが10年以上使い込んでいるかご。
とても綺麗でお手入れが行き届いていると思いました。
このかごのポイントは、やはりもち手じゃないかと。
低い持ち手が可愛らしくて、少し惹かれます。

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この持ち手のかごは、私も数種持っていますが、一番心くすぐられる形だと勝手に思ってます。
ユーリさん所有のこのかごは、少し高さがあってころんとしていて可愛らしい。

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ふちを飾るのは白樺の根っこだそうです。
この根っこも作家さんによって個性が表れる素材だそうですよ。
スウェーデンのかごではふちの強度の為にこのような根っこを使うらしいです。
(フィンランドの白樺かごには中にワイヤーが施されていることが多いんですってよ。
国によって仕上がりが違うのがおもしろい)

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ユーリさんのカード。
白樺に対する気持ちがとても伝わってきます。

私も白樺作品はとても好きですが、その気持ちに更に磨きをかけるように魔法をかけてくださったような、そんなお話会でした。
次回が楽しみでなりません。
by lifestyle-p | 2010-12-18 23:20 | 日々